2009年01月11日

『刑事の現場』NHK土曜ドラマ、寺尾聰、森山未來、石倉三郎、池脇千鶴、忍成修吾 、浜田学、三浦アキフミ、中山恵、苅谷俊介、櫻木健一、宇崎竜童、真野響子・・ドラマ まとめ あらすじ レビュー 


日本TVドラマ・ベスト30

刑事の現場』NHK土曜ドラマ、寺尾聰森山未來、石倉三郎、池脇千鶴、忍成修吾 、浜田学、三浦アキフミ、中山恵、苅谷俊介、櫻木健一、宇崎竜童真野響子

2009年1月10日(土)〜再放送中(全4話)

(背景)
※これからの10年間、団塊世代の大量退職が起こりますが、
警察官も同様に全国で4割10万人のベテランが現場から消え
て行きます。

本庁を30〜40代の中堅刑事が支え、所轄警察署は半数以上が
20代の新米刑事が占めるという状況の中で、若手の育成が急
務となり、捜査ノウハウの継承をプロジェクトを組み進めて
います。

このような現実を背景にこのドラマは作られました。
中ぬけした所轄の現場で、OJTを進めるため、ベテラン刑事と
若手が組み、捜査を進めていくわけですが、足と勘での調査手
法のベテラン刑事と、PDAを駆使して合理的な調査手法を取ろ
うとする若手刑事はギャップが埋められず、コミュニケーショ
ンがうまく取れない。

ベテランはベテランで、「最近の若いものは・・」と挨拶も
ろくにできないのに理屈だけは一人前の若手を煙たがる。

捜査官の大量退職を控えて、逆に犯罪は増加、複雑化する傾向
にあり、それに対し犯罪捜査力を維持しようとする中で起こる
警察内部での軋轢と摩擦。そんな現状を描いています。


★第1話「苦い逮捕」あらすじ

殉職した刑事の父に憧れ、刑事になった加藤啓吾(森山未來)
が愛知県警東和署に配属された。

早速、主婦殴打事件の担当することになり、ベテラン刑事の
伊勢崎彰一(寺尾聰)とコンビを組み捜査を開始する。

被害者の主婦・聡子(松尾れい子)は弁当工場をリストラさ
れた直後に被害に遭ったのだった。弁当工場社長の証言から、
日系ブラジル人・スギハラヒロキ(高良健吾)が容疑者とし
て浮上する。

啓吾は被害者の主婦・聡子(松尾れい子)に感情移入し、
通り魔的に市民を襲った事件に怒りを露わにする啓吾だったが、
「事件の表っ面ばかり見るな」と伊勢崎は釘をさされる。

しかし、意識の回復した聡子にスギハラヒロキの写真を見せて
も知らないの一点張りで、明らかに何かを隠している様子に
不信感を抱く啓吾。

捜査を進めていくうちに、日系ブラジル人の行き場の無い閉塞
感が明らかになっていく。

そして、ついに容疑者スギハラヒロキを逮捕するが、事件の
真相は・・・



※私的コメント(第1話「苦い逮捕」)

景気の良い時は問題無く両者うまくやっていたように見えたが、
一旦景気が悪くなるとリストラされた日本人は大量にやってきた
日系ブラジル人に仕事を奪われたと豹変する。

日系ブラジル人は国策でブラジルに渡った移民の子孫だが、ブラジル
では差別・迫害に遭い、逃れるように日本にやってきて、日本語
を勉強し、一生懸命「日本人」になろうとするが、結局、差別の
餌食になる。ブラジル人でもなく、日本人でもなく、アイデンティ
ティーに悩む日系ブラジル人の帰国者達。

国の都合で翻弄される日系ブラジル移民の重たいテーマを扱って
います。

また、1話で発生する別の事件では独居老人が爆弾を仕掛けたと
ウソの電話をするなど地域コミュニティーの崩壊の問題などトレ
ンディードラマにはないテーマをするどく切り込んでいて、見ご
たえある骨太のドラマです。

この不況の嵐の中で、特にブラジル系移民から首を切っていく
ので、今やブラジルへのワンウエイチケットを買い求め、帰国
する人が後を絶たないようです。

今の状況を予見するようにこのドラマを2008年月の時点に作り
上げていたという先見性に脱帽です。

とぼけた感じで飄々と坦坦と捜査を進めるベテラン刑事を
寺尾聰さんが好演しています。

とっつきにくいが、変なプライドを持っている、いわゆる
「今時の若い奴」を森山未來さんがなりきってます。

副署長役の真野響子さん、久ぶりにテレビで見ましたが、
相変わらず美人で存在感はバッチリですネ。

第2話以降も楽しみです。


★主題歌:『ありがとう』大橋卓弥(from スキマスイッチ)

★音楽担当:coba

★平均視聴率10.5%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

★各話・放送日・サブタイトル・視聴率

第1話 2008年3月1日 苦い逮捕 10.8%
第2話 2008年3月15日 48時間の壁 12.6%
第3話 2008年3月22日 運び屋を追え 10.9%
第4話 2008年3月29日 バスジャック 7.8%


★脚本:尾西兼一、三上幸四郎

★演出:柳川強 土井祥平

★チーフプロデューサー:家喜正男

★制作統括…家喜正男

★キャスト

○東和警察署

☆伊勢崎彰一(叩き上げベテラン刑事):寺尾聰

☆加藤啓吾(新米刑事):森山未來

☆野下浩美(捜査二係係長):石倉三郎

☆瀬戸山瑞穂(出産後刑事に復帰、夫婦別居中):池脇千鶴

☆古川良介(岸田刑事の腰巾着、中高時代にイジメのターゲットになった過去がある):忍成修吾

☆岸田渉(PDAを駆使する合理的捜査をする巡査部長、出世欲も旺盛):浜田学

☆木島昭太(鑑識員):三浦アキフミ

☆守本真二(鑑識主任):宇崎竜童

☆桐島奈津子(副署長):真野響子











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posted by ドラマ まとめ あらすじ レビューの鬼 at 23:44 | 国内ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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